嘘と元カレとネックレス




チャリンと金属の音がした。




一旦、テーブルに本を置く。



見渡すと床にキラキラした物が落ちていた。



本の間から落ちたのかな?



私はそれを拾い上げる。





月の形をしたネックレス。




あった!

たぶん、コレだ!


埋め込まれたダイヤの輝きがとても綺麗でつい見惚れてしまった。



しかも、これよく見ると、ティアーズだ。



ネックレスでは結構、有名かつ高級ブランドのもの。




なるほどね。


依頼したのも分かった気がする。




一応、斗真が帰ってきたら、確認してみるかと思って、一旦自分のバックの中にしまった。



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