【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀




「電池で動いてるの?とか言われたんだよ。充電式だって訂正しといたよ。」


「あぁ。」


「でもさ、毎日ああやってお客さんを楽しく幸せに帰してるんだよね。偉いよね。大変な仕事だ。」


「結衣。」


「ん?」


目を開けた私に


「次はねぇからな。」


「あぁ。はい。」


「まじ勘弁、すげー疲れた。」


「ごめんね。」


「あぁ。」


「でも私も疲れた。」


お互いを抱きしめあうと



私も隼もまた瞼を閉じた。






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