【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀

思惑



次に目が覚めたときには結構陽が高くて慌てた。


「隼、隼。」


「ん?」


「今日は出かけなくていいの?」


「あぁ。まだ旅行行ってるはずだろ。」


「あぁそうか。起こしてごめん。」



隼は怒りもせずに抱きしめ


布団から出たくないと言っていた。


それは私もよくわかる。


部屋の中は暖房ですぐ温かくなるが廊下は寒い。


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