・約束・2
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気づけば、腕には春夏が夢中で握っていた証がクッキリと
残されいた。

それを春夏に見せると、驚き焦っている。


「ごめ・・・どうしよう。明日の仕事に響くよね・・・」


「ん~そうだな」



・・・バカだな。こんなのどうにでもなるさ・・・



「大丈夫。妻につけられましたって言うから」

焦る春夏をからかった。



「やだ・・・恥ずかしい。やめてよぉ・・・」


「ホントの事じゃん」


「・・・うまくごまかしてよ・・・」


「うーん・・・じゃあ、お詫びに一緒に風呂入って」


「え・・・」


恥ずかしがる春夏の手を取り、バスルームへ直行した。


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