激甘警報発令中!恋人たちの甘い ラブ・ジュレ
「休暇を合わせよう。」

「どこへ行くの?」

「行きたいエリアは?」

「特にないの。孝二さんは?」

「日本だな。」

「帰りたいの?」

「帰るなら君と一緒でなければ意味ない。」

「それはわかってる。」

「せっかくの休暇を日本で過ごすわけないだろ?」

「どこにするの?」

「近場だな。」

「孝二さんとならどこでもいいわ。」

「そういう言い方は良くないよ。」

「どうして?」

「火に油を注ぐようなものだ。」

ディナーから帰って私は後悔した。

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