幸せだって、笑ってよ。
......やっぱり。

こいつはハナから子供の面倒を見る気がない。

家事も一切できないし、妻が出かけると言っても、何一つ手伝う気もない。

簡単に言う割には、私が参加するに至るまでの苦労なんて、これっぽちも考えちゃいないのだ。



送別会には、もちろん行きたい。

でも、二歳の拓馬はまだ私と長時間離れたことがない。

眠かったり、グズったりした時は、最終的にママじゃないとダメだから、ついつい甘やかしてしまったせいもあるのだけど。



幸い、うちの両親には懐いているから、短時間なら心配はない。

しかし、何時間もの間、しかも眠くなるのが確実な時間帯となると、どうなのかな?



すぐには答えが出せなくて、返事を保留したまま、数日が過ぎた。

だけど、日々の主婦業に追われ、送別会のことも忘れ掛けていたある日、思いがけない人からメールが届いた。
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