森田当麻の奇妙事件簿

「たしか……深夜の2時頃だったかな。」

2時頃。優衣が調査していたとき、倉敷麗奈はたしかに2時頃に家に戻ったのをみていた。

優衣はその先の言葉が思い付かず、黙ってしまう。

結局、現場まで車内に会話はなかった。

それがすこし心地よくも思えた。

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