森田当麻の奇妙事件簿2

「遠慮しないで食べて!ほら!」

「あ、ありがとうございます……」

日向に言われ、アイスを食べる。

爽やかなソーダ味。

「おいしい……」

「でしょ?じゃあ二人とも、アイスを食べながら聞いてね」

当麻の隣に座り、うなずく。

「お兄ちゃんに言われて、調べてみたの。柊留衣さんの評判を。財津さんと一緒にね」

財津がすこし照れくさそうに、頬をポリポリとかく。


< 135 / 250 >

この作品をシェア

pagetop