闇夜の黒猫 上





『ってかもう終わり?!早くね!てかよっわ!』

んー、取りあえず


『大丈夫?』

うん、後ろにいた男の子に声かけなきゃ。

「は、はい!大丈夫です!助けてもらってありがとうございました!......あの、お名前聞いてもいいですか?」


ありょー、礼儀正しいね。

偉い。ってことで

『おう、俺の名は黒猫。お前は?何処かの族に入ってるのか?』

「っえ?黒猫ってあの最強な人......!うわー、やった!僕憧れなんですよ!黒猫って!会えて良かった......。あ、僕嵐鬼の下っ端何ですよ。」


......うわー、マジか。

ここは早く帰らないと絶対アイツら来るかも!


『あ、そうか......。じゃ、またな。』


取りあえず警察にも言ったし

あとは大丈夫だよね。




あのあと、リンチを5件、ナンパ4件、喧嘩を止めるのに7件......。

治安悪すぎでしょ......。


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