君がいるだけで
そのままごまかして食堂まで


隅にある自販機と休憩スペースで少し時間をつぶした




そんな俺の落ち込んだ様子を見ていた高橋が上がってきた




「大丈夫!?昨日から暗いね!さっきの嬉しそうなゆみちゃんの
顔見てられなくなったんでしょ!?」

「あ!あ〜っ!・・・こんなんじゃ!ダメだな!気持ち切り替えないと。」


「あのさ!・・・実は、今朝
ゆみちゃんから相談したいことがあるって言われたの。

今日二人で飲みに行くんだ・・・・

昨日の今日だから、彼のことだと思うんだけど・・・

相談って・・・何かあったんじゃないかなって・・・」


「でもさっきのあの笑顔じゃ・・・うまくいってそうじゃん?」

「う〜ん、でもそれなら私に相談したいって言わないと思うんだ。」







『う〜ん、何だろう!?気になる!すっごく気になる!』



でもいくら仲の良い高橋からムリに聞くわけにはいかないし・・・


これからも俺と走りに行ってくれるんだろうか?



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