大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。

奇妙な同居生活。


私は、渋々起き上がり
いつ起きてもいいように朝食の準備した。

フライパンで目玉焼きを作る。
ベーコンも一緒に焼いて

そうしたら
あの男が起きてきたようだ。

「…何だ、起きていたのか?」

眠そうにあくびをしながら入ってきた。

「…おはよう。ご飯食べて行くでしょ?
ウチは、朝洋食だけどそれでもいい?」

「あぁ…」

それだけ言うと
テーブルの方の席に着くアイツ。

「……。」

朝から顔を合わせないとならないし
複雑な気持ちになりながらも
ベーコンエッグ、トースト、ツナサラダと
スープをテーブルに置いた。

男は、そんな私を気にする事もなく
新聞を広げて淹れたコーヒーを飲んでいた。

さっさと食べて会社に行って欲しい。
どうもこの男がそばに居ると落ち着かない。

自分と美桜の分を作っていると
美桜の泣き声が聞こえてきた。

私は、慌てて部屋に行った。

ドアを開くと身体が小さいため
開けられなく半べそになっている美桜が居た。

「あら美桜。
おはよう…起きたのね」

そう言うと私にしがみついてきた。

< 19 / 281 >

この作品をシェア

pagetop