大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
この2人の行動についていけず混乱する。
美桜は、人懐っこいし
幼いから状況が分かっていないだろう。
だがこの男は、一体何なのよ!?
子供嫌いではなかったの?
モヤモヤ考えていたらアニメが終わってしまった。
「最近のガキの観るアニメって
随分ととユニークだな。面白い」
「おもちぃろい」
美桜も真似してキャッキャッとはしゃぎだす。
私は、完全に置いけぼりだ。
どう反応したらいいのだろうか?
「さて、そろそろ部屋に戻るか
仕事もあるし」
そう言うと立ち上がるアイツ。
「おじちゃん行っちゃうの?
美桜も行くぅ~」
すっかり懐いてしまった美桜は、
一緒に行きたがる。
「また今度な」
ポンと頭を撫でると
さっさとリビングから出てしまった。
『……。』
黙ったまま見送る私と美桜だった。
まるで夢を見ている感じだ。
一体…さっきのは、何だったの??
そうしたら
「あー美桜。おふりょ入る!」
突然思い出したかのように叫びだした。