蟲狩り少女
そこには三岳友輝と、蟲である藤原と小林が立っていた。


そして3人に囲まれて見え隠れしている、脇マサヤ。


脇マサヤは床に尻もちをつき、怯えた表情で3人を見上げているのがわかった。


「また、始まったね」


一緒にお弁当を食べていた1人が小声でそう言った。


あたしはその言葉にキュッと胸が痛む。


最近になって3人の行動はエスカレートしていた。


クラス内で堂々と脇マサヤを攻撃している。


だけど、三岳友輝はクラスのリーダー的存在となっていて、誰も何も言いだせずにいるのだ。


三岳友輝にくっついている蟲の量は、明らかに増えている。


その蟲が三岳友輝の制圧的態度に拍車をかけているのだろう。
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