幼なじみの溺愛が危険すぎる。

おまけの♡3

「沙耶ちゃん、ここだよ!」



駅前のファーストフードでメロンソーダを飲みながら、

トレイを片手にキョロキョロしている沙耶ちゃんに手を振った。



「りり花、どうしたの、急に?」


「あ、ううん。なんか急に沙耶ちゃんに会いたくなってさ」


「へー……なんかあったんでしょ、玲音君と」



意味ありげにチラリと私に視線を向けた沙耶ちゃんにぶんぶんと首を横にふる。



「いや、ま、まさかっ」



「もしかして、チューとかされちゃった?」



ブハっ!!



思わず飲んでいたメロンソーダを吹きだした。




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