【短編】森田当麻の奇妙な休日


ここに日向がいたら、問答無用で止めていたに違いない。

よし!ここは、私が!!

「社長!ダメです!それ以上はやめてください!ほんとに、糖尿病になりますから!」

「……お前はいつから日向になった。」

げんなりとした顔で優衣をみる当麻。

「もういい。日向さんに連絡しますから。」

携帯電話をみせると、当麻がスプーンを置いて「やめます」と宣言した。

やっぱり、当麻の弱点は日向だ。

優衣はニヤッと勝ち誇った笑みを浮かべた。

< 46 / 56 >

この作品をシェア

pagetop