【短編】森田当麻の奇妙な休日
ここに日向がいたら、問答無用で止めていたに違いない。
よし!ここは、私が!!
「社長!ダメです!それ以上はやめてください!ほんとに、糖尿病になりますから!」
「……お前はいつから日向になった。」
げんなりとした顔で優衣をみる当麻。
「もういい。日向さんに連絡しますから。」
携帯電話をみせると、当麻がスプーンを置いて「やめます」と宣言した。
やっぱり、当麻の弱点は日向だ。
優衣はニヤッと勝ち誇った笑みを浮かべた。