ヤンデレ彼氏に監禁されて
美味しいと言えばそうだ


刺さっていたイチゴとバナナを一気に食べようとも、味にまずいということはない


こくこくと頷けば、また串を出された


……刺しすぎだ
マシュマロ、キウイ、パイナップル、と食べ合わせに不安が残るようなものが残っているし


とりあえずは、一つずつ処理をしていた


案外美味しいのは、パイナップルだった


酸味と甘みのコラボ


どちらも程よくて、舌をうならした


「パイナップル、気に入ったみたいだね」


私の表情の変化から、彼は私のお気に入りに気付いたようだ


串にザクザクとパイナップルを……またもや、刺しすぎ


パイナップルの木、みたいな凄いのが出来上がった


とりあえずは食べるも、イチゴが恋しくなってくる始末


< 190 / 270 >

この作品をシェア

pagetop