Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】
『えっ!!…ひっ、秘密だよっ!!』

バタンッ!!

あっちゃんの視線から逃げるように、あっちゃんの車にエリを道ずれに乗り込んだ。

やだなぁ…水着とはいえ、あっちゃんに肌を見せたのは、もうずーっと前の事。

必要以上に恥ずかしい。

ゴソゴソ…
バックから大きめのタオルと水着を取り出した。

「あー!あこの水着可愛いっ☆

真っ白ぉ!!」

シンプルな真っ白なビキニ。

『あーっ!(笑)エリもじゃーん!!』

同じじゃないけど、似た感じの真っ白なビキニ。

やっぱりうちら水着の趣味まで一緒!!

ただ違うのは…

『エリはいいなぁ…』
ついつい、あこの目線はエリの胸に行ってしまう。

「えー?何が?」

エリは、テキパキと水着に着替えていく。

『胸…おっきくてさ!』
…あこはぺったんこ。
みくらべる様に自分の胸を見て、自滅してしまった。

『ハァァ…』

あっちゃんに見せたくないや…

ガチャ!

「あこ!何もたもたしてんのっ!(笑)

早く着替えて来なよね!私行ってるから!」

『あっ…エ…』

バタンッ!!
エリは、真っ白な水着をみにまとい、砂浜に走り去ってしまった。

『ハァァ…』
溜め息が深くなる。

だって…胸がぺったんこ何だもん!!
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