自閉症児の育児日誌
寝る事なく彼女はひたすらグズグズ泣いていた。彼女のこだわる安心する場所である車に乗せてひたすら走った。酷い時は夜中から明け方近くまで、長距離トラックや、新聞を乗せ各営業所をまわる新聞トラック等とお友達していた。深い眠りに付く手前まで走って、帰ってから彼女を寝かしつけて自分も寝るという、朝晩が逆転した生活をおくる事になる。最初はかなりキツかったが慣れるとそうでもなくなった。
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