狐面の主人


「そのままで良いさ。

五穂に尽くされるなら、俺も悪い気はしない。」



「…も…勿体無い御言葉……υ////」


恥ずかしさのあまり顔を上げられない五穂。

いつまでも頭を撫でる炎尾。



どちらも、今の状況から脱け出せないでいた。



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