私の秘密の旦那様
「渚なら………………………どうする?」

やっぱり…ごめんね
私も優也が好きなんだ。
だから………………

「私なら………
…諦める………かな。」

「え、えー…!?」

「私なら…

本当に好きな人には幸せになってもらいたいんだ……♪


…だから
私は一度身を引いて観察してみる。言い方悪いけど…。」

「それ………いい♪」

「え…いいの!?」

「うん♪
私もやってみる♪

1度身を引くの

それで………
先生に振り向いてもらえるよう頑張るね!
だから、応援してね」

「……お…うえん…。」

「ねぇいいでしょ?

………渚には

渚には………
素敵な彼がいるんだし♪」

・・・・・その彼=優也=横峰先生だよね…。

言いたいけど…
………言えないけど


「渚、私たち友達だよね?

横峰先生が好きなら言って?
そんなんで絶交なんてありえないんだからさ♪」

< 52 / 298 >

この作品をシェア

pagetop