今よりもっと強くなれ!!~我が子が障害を持って生まれたら…~
神奈川の大学病院最後の診察を受け埼玉県の病院宛てに紹介状を書いてもらいました。


この大学病院でも色々あった。

月1度の小児科も、ただ体重・身長・頭囲を計り、私の話を聞くだけ。

この病院では結局、知的障害だと言われなかった。

もう目で分かる位に発育・発達が遅いから明らかに知的障害だと素人でも分かるのに何故、知的障害だと宣告してくれないんだろう。

だけど、宣告されなくて……ホッ……と、
している私がいました。


そして、強くなる!
って……心に誓ったのに私は、人の目が気になって仕方なくなっていた。



そして、


夜になると考える事。


それは将来のこと。



涼也はもう……1人では生きていけない。


ずっと親である私達が見ていかないとイケない。



私達が年を取り老人になっても涼也を見ないとイケない。



将来、普通に幸せな家庭を築くであろうのチョッ君に涼也を見てもらう訳にはいかない。

そんなの、チョッ君のお嫁さんが嫌に決まってる。
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