チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「ぼちぼち帰るか?」


その言葉にさえ、イライラする。


もっと一緒にいたい。


ちゃんと、私を捕まえていて……。


私だけを見てて…。

だから、私は我が儘を言う様になっていた。


「まだ、一緒にいたい。」


「私の事、好きじゃないの?」


最初は、抱きしめて落ち着くまで、宥めてくれていた臼井さん。


「一人にして、ごめん。」


「嫁さんには、ちゃんと話しするから…」


信じていいの?


待ってていいの?


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