チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》

彼女

「おはよう亜矢。」

仕事前、自販機の前で缶コーヒーを飲んでいたら、臼井さんが来た。


「おはよう、ございます。」


「二日酔いじゃね?」


「はぁ、少し?
臼井さんは?」


ぼさほざ頭に、少し髭が伸びてる。


きっと、ギリギリまで寝てて、奥さんに叩き起こされたんだろうか?


欠伸する姿が、また可愛くて、少し笑えた。


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