【実話】~17歳~浮気男を愛してる。


ボロを出さないように必死だったのに…

あたしは簡単にボロを出してしまっていた。



『ごめん…電源切ってただけだよ。』



こんな言葉を聞いたって、誰も信じるはずがないのにね。


何でかな?
嘘に嘘を固めてしまって、ドンドン苦しくなる。






「……嘘つくやつとは、もう一緒にいれない。」







『……何それ…別れるの?』


「うん。」





もう、さっきまでの強気のあたしはいなかった。


< 118 / 166 >

この作品をシェア

pagetop