濡れた体温ごと奪って
第二章 心の置き場所


あれから五日が経ち、翔ちゃんは相変わらず女の人を家に連れ込んでる。


でもここの所忙しいのか、家に帰らない日もあったりして…毎日いる訳じゃないんだけどね。


私は今日はお友達とバッティングセンターへ遊びに行く予定にしてるの。


仲良くなった友達は二人共、ソフトボール部に入っているから、バッティングの練習の付き添いって感じかな。


私は特に行きたい所もないし、二人のバッティング姿を見ているとスカッとして楽しいんだ。



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