美しい花−先生と甘い関係−【下】
「リュウセイさん、お仕事頑張ってね?」


「あー、これから仕事とかマジダルい。年越しも店とかあり得ねぇし。いいよな〜アザミは」


「ふふっ。そんな事言わないでお客様のために頑張ってね?」


「アザミが来てくれるなら頑張るけど?」


「ごめんね?ホストクラブは苦手なの」





飲みに来てくれていたお客様のリュウセイさんお見送りのためにエレベーターへ乗ってる。


リュウセイさんはホスト。だから今から仕事。


自分の営業のために飲みにきたリュウセイさんは、たまに飲みに来てくれるようになった。


未だにお店に誘われるけど、あたしは行かない。





「また断られた。じゃ、彼女になって?アザミなら客じゃなくても価値があるし」


「ふふっ。嬉しい言葉だけど、リュウセイさんのお客様に恨まれるのはね?」




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