龍の女神となるべき姫【上】


「亜美」



『ん?』



「あいつらをここまで認めさせるとは思わなかった。
さすがは俺が選んだ姫だ」




そう言って、悠基は今までで1番優しい笑みを浮かべた。




『……』




今の私は、熱くなる頬を隠すので精一杯。




「どうした?上行くぞ?」



『う、うん。先行ってて』



「?
後で来いよ?」



『うん……』





私、やっと気づいたよ。



私は。















―――悠基のことが好きなんだって。


< 107 / 303 >

この作品をシェア

pagetop