龍の女神となるべき姫【上】


あれは、3代目が変わってしまって。


でも、僕たちじゃどうにもできなくて。



イライラしてるときだった。




――――――――………………
――――――……………
――――…………


―――ドカッ

―――バキッ

―――ダンッ

―――ドゴッ



夜の繁華街に響く、不穏な音。




その音源は。


この街に知らない者などいない、


老若男女問わずに恐れられている、




―――嵐龍の4人だった。


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