猛獣に射抜かれる様な愛


マンションの下へと着きロビーへ入ろうとした矢先、後ろから車のクラクションが聞こえた



丸で私に鳴らしたかの様な鳴らし方に振り返り後ろに停まっている車へと視線を向ければそこには真っ黒な外車が停まっていた…



外車?私の知り合いに外車乗ってる人なんていなかったよね。って事は私宛てじゃなかったんだ。



勘違いかなと思い外車から視線を離せばロビーへと向かおうとした矢先……――




「おい」




不意に後ろから声をかけられた



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