契約彼女


いつも女物の香水やメークのにおいが染み付いたスーツを着て帰ってきた。

一週間も朝帰りが続いて私の怒りはピークに達していた。



それでも朝起きるとスヤスヤときれいな顔で隣で寝ている。


でも夜は2時までおきていても帰ってこない。



・・・う・・わ・・・・・き・・・・?


浮気


その二文字が頭を飛び交っていた。



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