ヴァンパイアの花嫁 番外編③
レオンの唇はティナの唇から首筋に移る。



「っ……ぁ……」



ティナの口から甘い吐息が漏れる。



ドレスのリボンを外していく間、ティナの瞳はレオンの瞳に囚われたように見つめている。



「血が欲しいのか?」



レオンが聞くと、ゆっくりと首を横に振る。



「我慢しない方がいい」



ティナの可愛い我慢に、レオンはフッと笑みを漏らすとティナの華奢な身体を持ち上げた。



自分の膝に座らせる。



ティナはレオンの首筋に口を寄せた。



自分の血を飲ませながら、ティナのドレスを脱がしていく……そんな楽しみもあった。



するっとドレスが腰に落ち、形の良い胸が現れるとレオンはティナを優しく押し倒した。



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