エリートな彼に甘く奪われました
欲 ~よく~
五階の一番奥の突き当たり。
1LDKの小さな部屋。
鍵を開けて扉を開き彼の方を見る。
彼はまだ躊躇っているのか前に進まず立ち止まったままだ。
「七瀬さん、俺、自信がない。……君に何もしないから大丈夫、とは言えないよ?」
「……!や、やだ、浅香さん、服を乾かすだけですよ」
突然言われた彼の言葉に驚きつつも平静を装い、軽く受け流した。
心臓は激しく鳴り響いているけれど。
「さ、早く、寒いですから、お風呂すぐ沸かしますね」
黙ったままの彼を半ば無理矢理部屋に招き入れた。
1LDKの小さな部屋。
鍵を開けて扉を開き彼の方を見る。
彼はまだ躊躇っているのか前に進まず立ち止まったままだ。
「七瀬さん、俺、自信がない。……君に何もしないから大丈夫、とは言えないよ?」
「……!や、やだ、浅香さん、服を乾かすだけですよ」
突然言われた彼の言葉に驚きつつも平静を装い、軽く受け流した。
心臓は激しく鳴り響いているけれど。
「さ、早く、寒いですから、お風呂すぐ沸かしますね」
黙ったままの彼を半ば無理矢理部屋に招き入れた。