子宮にピストル
 
「――――…イ」

『ハ?何つった?』


今まで必死で守ってきた…、我慢してきた感情が爆発する。


「ウルサイウルサイウルサイ!黙れ…黙れよ…!お願いだから消えてよ!私の気持ちなんか何一つ分かって無いくせに!」

『…ンだよ、何切れてんだよ!ウゼェ!マジウゼェしキモイよお前!』

「―――ッう、うァアあ゙嗚呼ああ!」


――ガシャン!


私は壊れた

暴れて、壊して、叫び続ける。

そうする事で自分を保とうとした。でも、保てなかったの。


パニック状態
< 16 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop