続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~

ふと、俺の腕の中で小さな寝息を立てる百合子を見下ろす。

「………」


何か全てが仕組まれている様な不思議な気持ちになる。

彼女の身体中に浮かぶ俺の付けた痣は、桃色ではなく赤いけれど、あの日の桜の景色と微かに重なる。


百合子を守って、愛して、世界で一番幸せなお嫁さんにしなくちゃ、いけないな…。

そんな事を思いながら彼女の唇にそっと触れた。




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