オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
私は安心して仕事に取り掛かる。


「本当にお母さん…入院したの?染中」


隣のデスクに座る今田主任はあからさまに私の言葉は嘘だとキメつけていた。


「それは・・・」


私は祐早斗さんと食事デートとは言えず…口篭る。



「…まあ~いいけど…今回は大目に見てやる…でも…私にはちゃんと紹介しろよ~」



「え、あ…はい・・・」



何でも話せる社内では唯一の存在の今田主任。


深くは詮索せず…今田主任も仕事に取り掛かった。



私は定時までは頑張ろうと気合を入れる。




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