嘘偽りの愛しい体温


急いで帰る身支度を済ませ、蓮也が言ってた駐車場へと向かう


どうしよう…まさか、此処まで迎えに来てくれるなんて


嬉し過ぎて、どうにかなっちゃいそう


鼓動がドキドキと高鳴る。どうしよう、凄く嬉しい


駐車場へ着き蓮也の車を探す


あ、あった…


やっぱり来てくれたんだ




「ごめんね蓮也。待った?」


「いや待ってない。それより乗れ。出掛けるぞ」


「う、うん」




車に乗りシートベルトを締める


出掛ける?


ホテル行くんじゃなくて?



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