嘘偽りの愛しい体温


「あ、私このブランド好きなの。入って見ても良い?」


「あぁ」




数居る女の内の一人の奈々の誕生日に百貨店を訪れた


奈々は目を輝かせながらショーケースの中のアクセサリーを眺める


奈々は恐らく何か買って欲しいんだろうな


この女はねだるのが上手い上、物欲が相当強い


男に貢がせた金額で自分を評価してると考えても過言ではない程だな


まぁ、変に傍に居て欲しいとねだられるよりは物をねだられた方が俺は良いからな。


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