意地悪同期にさらわれました!

引き合うように重なる唇。

好き。

多分、ずっと前から。

東吾のその綺麗な瞳をずっと自分だけのものにしたかった。


憎たらしくて、嫌みで、
意地悪で………

………とびきり優しい。

ねえ、少し遅すぎたけど、………もう、気付いたから……。

東吾が、本当に、大好きだって。


これからは、文句や悪口じゃなくて
…いっぱい、“好き”を伝えるから。


これからも、私だけを見ていて。





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