Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



「人を熊五郎代わりにしたくせに」

熊五郎!?

「そ、その事は忘れて下さい」

完璧にお子様だと思ってるよ。

「忘れられるか。ぬいぐるみと間違えられるつぅ貴重な体験したんだから」

「……」

私…多分真っ赤だ。

「クククク…どうだ?」

「な、何がですか?」

「熊五郎より俺の方がいいだろ」

「……」

「俺の方が熊五郎よりあったかいぞ。ちゃんと抱きしめてもやれる。頭も撫でてやれる」

「熊五郎は口悪くありません。こきつかいもしませんし可愛いです」

「クククク…減らず口たたくな」

「クビにして下さって構いません」

「辞めて結婚するか」

「ま、まだ言ってるんですか?」

「お前こそ諦めろ。お前は俺のもんだつったろ」

「違います」

「違いません。…もうすぐお前を貰うよ」

「……」

朝から、それも車運転しながら 口説くな!

「フッ 顔が赤いぞ。…言っとくがな、お前は俺と結婚する以外では会社を辞めるのは認めんから。まぁ、結婚しても秘書は続けてもらうがな」

「……」

仕事前にこんなに疲れて…いいんでしょうか?



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