スイートルームの許婚
私の頭の中で、片瀬君の言葉が木霊しちゃってどうしようもない。



私はベットの下に座り込む。



静寂に包まれた愛斗の部屋。


規則正しい愛斗の寝息だけが響く。



私は振り返り、愛斗の寝顔を見つめた。


ギリシアの彫刻像のように整った顔。
睫毛は長いし、鼻も高い、おまけにぷくっとした形のいい唇。



作品のアイディアが浮かんできた…


文筆の神様が私に降臨。


ケータイを手に…サイトにアクセスして、夢中で文章を打ち込む。

唯の、下書きで、公開はしないけど、ともかく書いて後で使えるかチェックする。








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