スイートルームの許婚
俺は由可奈の足と腕を押しのけて、布団の中に押し込んだ。



「愛斗…私は…もぉっ…ダメ…」



「・・・」
夢の中で変な妄想してるみたいだな・・・



俺は半分、呆れ返ってベットから降りた。



「!?」
ベットの下には由可奈のケータイが落ちていた。


また、俺をネタに何か書いてたのか?俺は拾い上げて、由可奈の枕元に置いた。



ビール飲んでそのまま、寝てしまったから、なんだか腹が減っている。


冷蔵庫開けても、引っ越してきたばかりだから何もない。


でも昨日、由可奈がベルボーイの猪塚凪人にもらった手羽先が入っていた。



手羽先よりも渇いた喉を潤したいと思い…自販機のある1階に降りた。
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