こちらミクモ探偵事務所4

「紘哉ー、シャラオが呼んで……」

顔を出した恵一が固まる。
それと同時に、紘哉の動きも止まった。

壊れた人形のように、ガタガタと振り向く。

「紘哉……」

「……」

「うん!」

一人だけ場違いな返事をするヱリキ足り娘。
何とも言えない沈黙。

そして。

「お前えええぇぇぇ!!」

恵一の悔しそうな叫び声が寮に響き渡った。

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