龍王 【完】
『話は、後で』といい、連れて行ったから俺達は屋上で待った。

匠は、“1-3”にいる面子に電話をかけている。

ドアが開き、入って来たのは來斗だった。

「おはよ。ってか早くねぇか?来るの?」

「匠、真帆は?」

いつもいるからだろうな?

昨日いないから知らない。

「お前、昨日はズルか?」

「あぁ。面倒じゃん!ところで可愛い子いたか?」

「「……」」

「2人で黙るなよ。斗輝に聞いても無駄だがな…」

なんだよってそれっていいてー…
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