龍王 【完】
第4章

萌佳side

あれから、公表して1ヶ月たった。

クラスでも准達がいるし、他は斗輝達がいるから何も起こらないでいる。

真帆に相談すると、斗輝を『好きだからドキドキしたりするんだよ。』と言う。

『もう少し様子見てみたら?』と言う真帆。

学校が終れば倉庫にいる。

「斗輝、今月の走りはどうする?」

「あっ、あぁ…」

走り?

斗輝と匠さんの会話がわからない。

「だってよ~萌佳ちゃんのお披露目じゃん!」

はぁ?私のお披露目って何?

主語を言ってよ。

「あぁ。一応、系列も含め幹部を集めろ。」

「わかった。斗輝。」
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