私の彼氏は特殊捜査官
クスッと笑ったミキヤ。


「琴美も十分、ゲームに参加

してるじゃない・・・

オレに会いに来たりして・・・

秀は知らないんでしょ?」




「それがどうしたって言うのよ?

私はあんたなんか怖くないんだから」





「言ってくれるね・・・おい」



車の中には、他に数人の男が乗っていた。



その男たちが、私の腕を掴んで、

車に乗せた。




「…思惑通り」


ミキヤの声は、私には聞こえなかった。
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