君と恋に堕ちた事について
昼休みに食堂で食事していると、山里がオレの隣に座った。


「この間は、飲み過ぎたみたいで、すみませんでした。麻実に怒られて。上司より先に潰れるなんてって。」


「気にするな。」


「良かったら、また来てくださいよ。」


「あぁ。そうだな。」


山里が席を立った瞬間、麻実から着信があった。

オレは、慌てて食堂をでて非常階段へ向かった。
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