☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
「美里、何やってるの!」


お母さんの声が響き渡った。


お母さんが駆けつけてきて、わたしの手から包丁を奪った。


「返してよ!」


わたしはお母さんともみ合った。


「わたし、死ぬの!」



「ばかなこと言わないで!」


お母さんは青ざめた顔で叫んだ。


「わたし、もう生きていたくない・・・。学校行くくらいなら、死ぬから!」


わたしがそう叫んだとき、お母さんは窓を開け放ち、包丁を窓の外に放り投げた。



包丁は花壇の土の中に、ぐさっと突き刺さった。




「どうして死なせてくれないの・・・?」


わたしは泣き出した。


「わたしも美幸のところに行きたい・・・。」


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