☆消えてしまったわたしの赤ちゃん☆14歳の妊娠・・・ ~セックスを軽く考えないで~
わたしは教室を飛び出した。
 

廊下を急ぎ足で歩きながら、利栄子の姿を探した。


そして図書室のそばを通ったとき、わたしは利栄子の姿を見つけた。




利栄子は一人ではなかった。


利栄子のそばには・・・、かっちゃんがいた。


そして二人はキスをしていた・・・。





わたしの目から涙が溢れた。


かっちゃんだけはわたしの味方だと思っていたのに・・・。


かっちゃんだけは、信じられると思っていたのに・・・。




そのとき、二人がキスをやめて、わたしのほうを見た。


かっちゃんは当惑を隠せない様子だ。


利栄子は勝ち誇ったようにわたしを見ている。


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