誘惑男子SS~誘惑は甘い罠~


身体がフワリと宙に浮いたと思ったら、澤崎にお姫様抱っこをされていた。



「キャッ、降ろして」



「行くぞ」



「どこへ?」



「天上の楽園…まで…」



「えっ?」



「ふっ…俺の部屋だよ。いくら主人が帰ってこないったって、他人のベッドでおまえを抱くほど、俺は鬼畜じゃない」





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