溺愛兄に囲まれて。



那月は―優那を身ごもった。


その相手は、那月が付き合っていた、同い年である―



優輝さんだった。



「よかったね、那月! 優輝さんと結婚するの?」


「産む、けど―優輝とは別れる」


…え?



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